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温泉旅行同好会2018年度下期例会のご報告

駅・バス停・ポスト・神社など日本本土最北端巡りと   
           本ズワイ・紅ズワイ・タラバ・毛ガニを使った
カニフルコース ザ・稚内2日間の旅

2019 年3月2日(土)~3月3日(日)
      稚内温泉  
ホテルめぐま

*参加者  22名 (女性:8名・男性:14名、敬称略)

青木 荒井 伊藤 井上 袰川 上原 内田 小幡 小幡 岸本 城戸
黒川 小髙 齋藤 柴田 寺山 夏原  藤田 古屋 山田 渡邊

< 今回訪れた稚内温泉 >

1976年に行われた原油の試掘の際に湧出した温泉をもとに、1978年に開業し、日本最北端の温泉の座に。
泉質はナトリウム - 塩化物・炭酸水素塩泉(含重曹強食塩泉)
強めの塩味とかすかな源油臭を伴う。淡黄色で僅かに濁っている。源泉はきわめて濃く、水で5倍に
薄めている。

  一日目

 3月2日(土)
    羽田空港1045分発ANA571便にて稚内に向けて飛び立つ。
    出発して間もなく綺麗に晴れた眼下に美しく雪化粧をした風景が目に飛び込んで来た。

12時40分薄日が射しながら花びらが舞って居るように小雪が舞う稚内空港へ無事到着。
空港ロビーにて添乗員さんとバスガイドさんの旅程や注意事項を聞いた後バスにて宗谷岬へ。
道中ガイドさんが「こんなに多く見られるのは珍しいですよ、皆さん数万円分徳をしましたね」の説明通りオジロワシなど珍しい野鳥を見ながら降雪が激しくなってきた宗谷岬に到着。激しい吹雪の為、集合写真を撮るのも一苦労。最北端のポスト、自販機、気の向いた時にのみ営業しているらしい最北端のお土産店などを写真に収めた後、副港市場に立ち寄りお土産と2次会用のお酒を調達してホテルへ。
(因みに32日土産店は休業でした。

気まぐれ営業の日本最北端土産店と最北端自販機・ポスト&美女二人
寒そう   間宮林蔵も寒そう

4時過ぎと早めのホテル入り。
夕食前に冷えた体と移動の疲れをとる為、ゆっくりと最北端の温泉を楽しむ。
6時半より楽しみにしていたカニ三昧の夕食


大満足の夕食後は隣の部屋にて2次会
原さんからのプレゼント、手編みの手袋・マフラーのじゃんけんによる争奪戦など夜遅くまで楽しみました。


二日目

 3月3日(日)
    今朝は薄曇りながらホテルより利尻富士が稚内市上空微かに望むことが出来た。


9時にホテルを出発。宮司常駐の最北端神社、北門神社参拝。80段の石段は疲れたが、
我が前脚の間に子供を抱いている珍しい狛犬を見たり御朱印をいただいたり。

 

その後ノシャップ岬で集合写真。遥か彼方に利尻富士の見える景色に感嘆。


最北端の灯台やここでも珍しい野鳥を見る事ができた。
ノシャップ岬からの利尻富士 日本最北端の稚内灯台

北防波堤ドームに向かう途中、丘の上に自衛隊の通信基地。ロシアとの国境の街と改めて知らされる。
こんな凄いドームを良く作ったな、と感心させられる。サハリンとの航路の出発港故の産物か?

続いて底引き網で財を成した旧瀬戸邸へ。ボランティアガイドの説明を聞き内部見学

 底引き網に掛かったサンゴの展示物と建物の豪華さに感嘆。  竹ぼうきではありません。
大きなサンゴです。
カニの甲羅で出来た帆船模型 昔の霧笛。左側がサンゴ、右側は鹿野角

最後の訪問地、日本最北端の稚内駅と道の駅わっかない、北市場へ。
北市場2階の食堂にて海鮮丼の昼食。

豪華な海鮮丼の昼食 市場の生簀に居たどんこと毛ガニ

昼食後は市場内にてお土産の物色、稚内駅の見学などの後稚内空港へ。
    ここが線路の最北端

稚内空港13時15分発 ANA572便にて 羽田空港へ。


15時10分羽田空港着。沢山の土産を手に帰途に。お疲れさまでした。


<今回初めて参加された野鳥観察大好きな井上さんからの寄稿>

稚内旅行野鳥との出会い

 まさかの驚きの光景でした。窓枠の外から見える景色は、まさしくテトラポットに羽を休めるオジロワシでした。旅行に出かけあるにたり、野鳥仲間からオジロワシを観察出来る事は容易でない事は聞いていたので、まさか空港から降りて十数分でこの鳥に遭遇するとは夢にも思いませんでした。バスガイドさんも「今日はオジロワシ祭りね~」、車内も華やいだ雰囲気、吹雪の宗谷岬からの復路も海岸に、山の斜面、バスを追い抜く姿と存分にその雄姿をみせてもらいました。

 2日目の観光地ノシャップ岬から利尻、礼文島を見ようと望遠レンズを向けた先には、ワシカモメが収まっていました。初めて見る野鳥に思わず息が止まりました。何しろワシの嘴を持ったカモメが居る事さえ知りません。次に海辺に泳いでいたシノリガモ、これも図鑑でしか見たことのないカモです。観光地北防波堤では、ガイドの説明そっちのけで一人野鳥観察会。出ましたカワアイサ、似た鳥のウミアイサと夢中で図鑑を調べました。

 最北端の地に生息する野鳥に胸がトキメキ、この温泉旅行を一味も二味も楽しませてい頂いた事感謝しております。幹事の皆様のご尽力、また参加者皆様の温かい人柄に触れ、もう一泊延長したい位です。この同好会が永く続く事、切に願っております。ありがとうございました。  井上 純子
 
ワシカモメ カワアイサ シノリガモ


写真提供:小髙、寺山、夏原、原、黒川
報告者:黒川

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                                   (2019/4/4:HP編集 菅)